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材料複合化の未来
武藤工業が開発した「Bi-Matrix構造」のように、2ヘッドで複数の樹脂材を個別に吐出することができる3Dプリンタの特性を活かして、異素材を噛み合わせたり、編み込んだりする、発展的な造形方法が可能になりつつあります。
https://www.mutoh.co.jp/products/3d/mf_3000/index.html
こうした複数素材を制御する際に必要となるのは、2つの材料を絡ませたりするような動作を3Dプリンタにさせるための、特殊なツールパスの編集ツールです。こうしたツールパスは、STLデータからスライスして出力する通常のG-CODEでは実現できません。
そこで慶應義塾大学田中浩也研究室では、こうした概念を「マテリアル・シンセシス」と名付け、その可能性を広く探っています。特に、グラフィックデザインの世界で最もよく使われる Adobe IllustratorでG-CODEを編集するためのソフトウェアを開発しています(現在開発途中であり、動作確認・動作保証等は行っていません)。
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