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2017年 審査結果

このたびは、ファブ3Dコンテスト2017にご応募をいただきありがとうございます。
全カテゴリー合計81件の応募をいただきました。最終審査結果をご報告します。

2017年 最優秀賞作品 

CATEGORY 1

夏休みの自由研究

スイカの維管束 Part2

スイカを育ててモデリング

平野 喬久

福岡県 小学5年

kenji kohiyama
優秀賞作品

CATEGORY 2

​暮らしの自由研究

重ねて重ねてパスタメジャー

小森 領太

岐阜県 公務員

CATEGORY 3

FAB甲子園

arm

大嶋 俊之

神奈川県 高校2年

kenji kohiyama

CATEGORY 4

エンターテイメント部門

キメラニマルフィギュア

河田 尚子

福岡県 大学院 修士2年

kenji kohiyama

CATEGORY 5

デザインエンジニアリング部門

Reacushion

(リアクッション)

譜久原 尚樹

東京都 サービスエンジニア

kenji kohiyama
特別賞受賞作品

国分寺の地形を探る

〜国分寺崖線を3Dプリント〜

菅野 晄

東京都 初等部5年

kenji kohiyama

CATEGORY 1

​夏休みの自由研究

CATEGORY 2

暮らしの自由研究

ブラッシングヘアゴム

渡辺 瑞羽

石川県 小学6年

kenji kohiyama

CATEGORY 3

FAB甲子園

float gyration

小野 侑誠

福岡県 中学1年

kenji kohiyama

CATEGORY 4

エンターテイメント部門

ネオくちぶえ

江坂 大樹

愛知県 大学4年

kenji kohiyama

CATEGORY 5

デザインエンジニアリング部門

スパイダーエッグ

椿 進一

千葉県 会社員

kenji kohiyama
特別賞受賞作品
(スポンサー・審査員推薦)

CATEGORY 1

​夏休みの自由研究

湘南電力株式会社推薦

フィボナッチを探せ!

森本 祐衣

埼玉県 小学5年

kenji kohiyama

CATEGORY 1

​夏休みの自由研究

審査員推薦

不思議な鏡

喜早 小百合

東京都 小学4年

kenji kohiyama

僕のデザインした生き物たちをデータから立体へ

清水 マヌエル

神奈川県 小学5年

kenji kohiyama

CATEGORY 1

​夏休みの自由研究

審査員推薦

CATEGORY 2

暮らしの自由研究

審査員推薦

テトリス弁当

チームテトリス

福岡雙葉高等学校

kenji kohiyama

CATEGORY 2

暮らしの自由研究

審査員推薦

食べにくい箸

塩塚 貴子

福岡県

kenji kohiyama

未来の楽器 ~手ルミン~

滑川 寛

神奈川県 中学2年

kenji kohiyama

CATEGORY 3

FAB甲子園

ヤマハ賞

距離で音が変わる楽器

清水 大輔

東京都 中学2年

kenji kohiyama

CATEGORY 3

FAB甲子園

審査員推薦

CATEGORY 3

FAB甲子園

審査員推薦

ROTOPS

中山 成史

愛知県 中学2年

kenji kohiyama

CATEGORY 4

エンターテイメント部門

フード3Dプリンターがやってキタ--------\(゜∀゜)/

田外 知亜紀

広島県 会社員

kenji kohiyama
面白法人カヤック推薦

おしりキャップ

大林 風雅

東京都 大学3年

kenji kohiyama

CATEGORY 4

エンターテイメント部門

審査員推薦

CATEGORY 5

デザインエンジニアリング部門

審査員推薦

Jellyfish

魚森 稜也

広島県 大学 修士1年

kenji kohiyama
Fabble賞受賞作品

「和柄」を立体模様に いざ!FAB3Dコンテストへ!

平野 晴己

福岡県 小学3年

kenji kohiyama

CATEGORY 1

​夏休みの自由研究

ファブ施設賞

施設名 : ファブラボ太宰府


福岡県太宰府市都府楼南2-19-30 

株式会社イーケイジャパン内

URL : http://fablabdazaifu.com/

名人賞

新人賞

施設名 : ダイナミックラボ

 

鹿児島県南さつま市金峰町大坂3430

URL : https://sonohen.life/

優秀賞(最優秀賞ノミネート作品)を各カテゴリーから一点選び、2次審査にて、最優秀賞1作品を決定しました。また各カテゴリーから、魅力ある作品を特別賞として選定いたしました。カテゴリー5は、実戦大会にて評価・決定致しました。

 

Fabbleでレシピを公開した応募者の中から、もっとも優れた作品を「Fabble賞」に決定致しました。

今回のコンテスト応募にあたり、ご協力いただきました各地のファブ施設より「ファブ施設賞」を決定致しました。

2次審査および授賞式は、慶應義塾大学 SFC オープンリサーチフォーラムのセッションプログラムとして公開にて開催致しました。

尚、カテゴリー2,3,4,5のすべての応募作品はFabbleに投稿されています。たとえば下記のようなキーワードで検索をすることで作品の一部を閲覧することができます。

 

「コンテスト」
http://fabble.cc/search?utf8=%E2%9C%93&q=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88

「ファブ3Dコンテスト」
http://fabble.cc/search?utf8=%E2%9C%93&q=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%963D%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88

「fab3d」
http://fabble.cc/search?utf8=%E2%9C%93&q=fab3d

 

kenji kohiyama
ファブ3Dコンテスト
第2次審査のご報告
ファブ地球社会コンソーシアム代表
慶應義塾大学 SFC研究所 所長
慶應義塾大学 環境情報学部 教授
田中 浩也

 第2回となった2017年度は、全国各地から老若男女問わず、昨年より多い81作品が応募されました。3Dプリンタの可能性を、縦から、横から、斜めから、前から、後ろから、内から、外から、空から(?)と多角的に掘り起こし、「メーカー」もあっと驚くような新しい使い方を、多数の創造的な「ユーザー」が提示してくれました。かつて、パソコンもインターネットも、そしてシンセサイザーもエレキギターも、同じように「メーカー」と「ユーザー」が一緒になってその可能性を探求し、創意工夫をお互いにお互いの立場からぶつけ合い、そこに新しい文化と新しい産業とをセットで立ち上げた歴史があります。

 

 このコンテストは、そうした大切なコミュニティを育む「メディア」になっていくような予感がするのです。私は、かつてパソコンの黎明期に(当時まだ小学生でしたが)コミュニティやメディアに育ててもらった人間として、こうした文化を現代に、未来に継承していければと思います。 このコンテストは、コンテスト応募者以外にも、スポンサー企業のみなさま、多忙な中ひとつずつ作品を見ていただいた審査員のみなさま、全国各地のファブ施設とそれを支えるスタッフのみなさまによって「立体的に」支えられています。概念的ですが、まさに3Dです。平面図、側面図、立面図のような存在がいて、その3面に支えられた空間のなかに応募者の方々が集結しているような気がしています。こうした「あらゆる関係者(マルチステイクホルダー)」が出会う場所としてのコンテストを、ファブ地球社会コンソーシアムでは来年以降も育てていきたいと思います。多様性を認め合いながら、新しい創造性をさらにぶつけあい、スパークさせていきましょう。

2017年度

Fabble賞

Fabble賞

「和柄」を立体模様に いざ!FAB3Dコンテストへ!

kenji kohiyama

「和柄」を立体模様に いざ!FAB3Dコンテストへ!

平野 晴己

2017年度

ファブ施設賞 講評

(1) ファブ施設賞(名人賞)についての審査講評

ファブラボ太宰府

エントリー数に最も多く貢献しただけでなく受賞作品も輩出するなど、質・量ともに素晴らしい結果を残したファブラボ太宰府。
その背景には制作の相談会やアイデアを生み出すためのワークショップなど、初心者でも参加できるよう取り組まれたことが大きく貢献していると思います。
デジタル・ファブリケーションを楽しみながら活用できる人たちを地域で育てていく仕組は、コンテストに関係なく、多くのファブ施設運営者にとっても
参考になるものだと思います。来年は各地のファブ施設をリードする存在としてコンテストを盛り上げてください。

(2) ファブ施設賞(新人賞)についての審査講評

ダイナミックラボ

ファブの概念を飛び越えていくようなワイルドな活動を開始したダイナミックラボ。

尖った活動がすでにはじまっており、「その土地でしかできない」ものづくりが実践されています。 「まずはファブマスター自らがモノを作ることを実践する」のは、ファブラボの立ち上げの姿として 模範的だと思います。他方、その後ろ姿を見て、周りの人々もつられて活動をすることでコミュニティ は豊かになっていく。そしてラボは土地に溶け込んでいく。来年はぜひ、「マスター自ら」だけでは なく、多くのラボユーザーの方々の応募を期待したいと思います。

(3) その他のファブ施設

アットファブ

本業の傍ら一人で運営されているにも関わらず、地元の小学生から大人まで「作りたい」という気持ちに寄り添って
サポートされている事に敬意を払わずにはいられません。
アットファブは商店街と住宅地のちょうど境目にありますが、今回のエントリー作品と受賞作品を拝見して、
ものづくりを介した地域の交流拠点として機能しているんだなと思いました。
今後も地域の人に愛されるファブ施設として、ぜひ継続してファブ人材の育成とサポートに取り組んで下さい。

株式会社C8LINK クリパカフェ

地元の大学と連携して開催されている親子向けのワークショップへの参加をきっかけに、初めてデジタル・ファブリケーションに触れたという小学生のお子さんたちを応募までサポートされ、2作品中1作品が特別賞を受賞するなど取組が結果に結びついたことは大変素晴らしいことだと思います。
北陸のクリエイター支援・育成に注力されているとの事ですが、裾野を広げる意味でも幅広い年齢層の方がファブを知るきっかけを今後も続けて頂きたいと思うと共に、今回のような事例が来年に続くことを期待しています。

cre8 BASE KANAYAMA(クリエイトベースカナヤマ)

ファブラボ大宰府と最後まで「名人賞」を競いました。本来のラボのポテンシャルであれば、応募参加したいユーザーの方がまだまだいらっしゃってもおかしくないのだと思います。ぜひこのコンテストを通じて名古屋地区を盛り上げていただければと思います。

北九州イノベーションギャラリー

老若男女に開かれた市民施設として地域の人々に愛される施設だと思います。他方、北九州ならではのマイスター魂溢れる「突出した」デジタルファブリケーション作品が生まれるような化学変化を期待します。

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